歯ぎしり
こんにちは。堺市北花田のさくら歯科、院長の英(はなぶさ)です。
今日は歯ぎしりについてお話したいと思います。
歯ぎしりを専門用語でブラキシズムといいますが
実は・・・
殆どの人は歯軋りをしてます。
驚かれる方も多いと思いますが歯軋りには3タイプがあり
①クレンチング(グッと噛みしめる)
②タッピング(カチカチカチ)
③グラインディング(グリグリグリ)
②と③は音がなりますが①は音がなりません。
第三者に指摘されるのは殆どが②と③のタイプなので誰にも指摘されたことがなく自覚がなくても①の場合があるのです。
現代人の食生活で歯をすり減らす程硬い食べ物はなく 日中上下の歯が接触している時間を合計しても5分もないといわれています。
我々歯医者はどこを見て歯ぎしりをしているか判断するかというと、犬歯(糸切り歯、前から3番目の歯)をみます。
上の写真のようにすり減っている場合、現在歯ぎしりをしているもしくは過去に歯ぎしりをしていた可能性があります。
原因ははっきりわかってはいませんが、一説にはストレスともいわれています。
かなり長期にされている場合歯がしみたり、歯に痛みを感じたり、顎の関節に影響を及ぼしたり(いわゆる顎関節症)と様々な症状を起こすことがあります。
ですから、歯ぎしりをしているなとおもったら夜間マウスピースをつけていただく事をおすすめしています。
気になる方は一度歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか?
ちなみに私の場合は①のクレンチングで、時々やってるのが自分でもわかります。
そんなにストレスかかってるのかなぁ・・・・
投稿日:2013年3月29日 カテゴリー:ブログ